椅子の張替について
椅子は長い間使用していると、座面の弾力がなくなり、生地に汚れやほころびができます。これらはウレタン(クッションの役割をしているスポンジの様な素材)を交換し、生地を張替することによってまだまだ座ることができますが、使い捨て同然に破棄される椅子も少なくありません。
古い椅子は処分され、新しいものに買替えられることもございます。ただ、お気に入りの椅子や愛着のある椅子など今あるものを再利用し、お好みの生地で張替するという選択があることを知っていただければ幸いです。

襠ノ椅子(まちのいす)とは
襠ノ椅子では食堂椅子・ソファー・長椅子など生地を使用している椅子の張替やクッション材の補充、修理した椅子の販売などを行っております。
椅子の木目は時を経て色味が変化し、傷さえも表情の一部として歴史を刻む様で、アンティーク感を醸すことがあります。
ご家族の一員として日常生活に馴染んでいた椅子が、より味わい深い椅子になるよう、一つ一つ心を込めて張替させていただきます。
ほぼすべての工程を最小人数手作業で行っております。材料をお取寄して修理完了まで、1週間から1月程度お時間をいただきますが、ご容赦ください。